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第41回中部建築賞
日本建築学会東海賞 作品賞
新建築住宅特集2009年8月号
日経アーキテクチャー2009年 7.27号

子どもの行為・時間の流れ・領域が変容する、
いくかのフィクションで構成された親子カフェ・住居

この住宅は、子どもの空間体験を誘発するものであり、「父 and 母 and 子」といった分節的な 融合ではなく、「父 or 母 or 子 or 祖母 or 従兄弟」といった能動的な融合を実現する。

ARCHITECTURE

施主は、30代前半の夫婦と子供一人、郷里である名古屋市郊外の住宅地に土地を購入した。 施主は全てが住居であり、時として子連れの主婦が集うサロンとなる区分のない住宅を希望した。
空間の構成は、子どもの行為を誘発するチューブ状の装置(青空間)と、それによって分配さ れた空間(白空間)との高低差によって形成されている。200mm以下の高低差は、大人にとっ ては蹴上げであるが、子どもにとっては、椅子であり、ステージであり、遊び場などの行為をアフォードする仕掛けとなる。



 

 

一つ箱の大空間は、高低差をつけた空間(白空間・青空間)によって切り取られた連続するシ ークエンスを産み出す。子どもは親との関係だけでなく、訪れる人たちとのシーンを許容するのである。

FURNITURE

700mm×700mmのちゃぶ台のような家具には、天板 に大きさの異なる溝と穴を施した。 大小の穴と溝には、食器やカトラリーとクレヨンなどの絵描き道具が入る。  この家具を通して、子どもは食事と学習の作法を学ぶのである。

構造:    名和 研二/なわけんジム

照明設計: 酒井 大輔/マックスレイ 株式会社

施工:     株式会社 服部工務店

撮影:    吉村 昌也/コピスト

店舗情報
店舗名 cad:co (カドッコ)
所在地 愛知県愛知郡東郷町和合が丘3-3-1
連絡先 0561-42-4420
HP URL http://cad-co.cocotte.jp/index.html